2026.6.22
「自信がなくても、続ければ形になる」。ダッソー・システムズ 金子菜穂さんに聞く、積み上げてきたキャリアからアジア統括責任者への道
著者:加藤愛子
自信がついてから挑戦するのではなく、挑戦を続ける中で自信が育っていく。そんな順番を、頭では分かっていても、実際に体現するのは簡単ではありません。
今回のエピソードでは、ダッソー・システムズでAPACジェネラルカウンセルを務める金子菜穂さんに、キャリアの歩みと、ご自身が大切にされてきた価値観について伺いました。経済学部から司法試験に挑戦し、法律事務所でのキャリアを経て、インハウス法務、そしてAPAC全体を担う責任者へ。華やかに見えるキャリアの裏側には、迷いや葛藤、そしてひとつずつ積み重ねてきた努力がありました。
特に印象に残ったのは、金子菜穂さんがキャリアの判断軸として「正義」という価値観を大切にしていることです。周囲の意見に振り回されるのではなく、自分がどうしたいのか、どちらの道が自分にとって正しいのかを常に問いながら決めていく。その姿勢が、仕事の選び方にも、人との向き合い方にも一貫して表れていました。
また、仕事の中でフラストレーションを感じた時でも、感情をぶつけるのではなく、「どうしたら信頼を得られるか」に意識を向けて行動してきたというお話にも、学ぶことが多くありました。自分の存在を認識されていないなら、認識してもらえるように動く。距離があるなら、まず自分から距離を縮めるために相手と協力する。その姿勢は、簡単に見えて、実は非常に難しいことだと思います。
さらに、どんなに自信がなくても、継続することで少しずつ形になり、自信も育っていくという言葉は、多くの人の背中を押してくれるはずです。金子菜穂さんは、その過程を日々書き留め、後から見返すことで、自分の成長を可視化してきたと話してくださいました。大きなことではなくても、一行でも書き残すことで、自分の歩みをちゃんと見つめ直せる。その実践的なアドバイスもとても印象的でした。
今、自信が持てない方にも、次の一歩に迷っている方にも、「続けること」の意味を静かに思い出させてくれる回です。今キャリアに迷っている方、この先リーダーになることを目指したい方、少し自信がないと感じている方に、ぜひ聴いていただきたいエピソードです。
【ゲストプロフィール】金子菜穂さん
https://www.linkedin.com/in/naho-kaneko-369a82160/