2026.6.29
「自由に生きる」ために、キャリアで力をつける。ダッソー・システムズ 橋田光早絵さんが選び続けてきた道
著者:加藤愛子
キャリアについて考えるとき、「何をしたいか」と同じくらい大切なのが、「どうありたいか」という問いなのかもしれません。
今回のエピソードでは、ダッソー・システムズの橋田光早絵さんに、これまでのキャリアの歩みについて伺いました。外交官を目指して勉強に打ち込んだ学生時代、大きな挫折を経験したこと、そこからソフトウェア業界に入り、マーケティングの仕事に出会い、MBA留学を経て、今の仕事へとつながっていったこと。どの場面にも共通していたのは、「自由に生きたい」という橋田さんの強い価値観でした。
特に印象的だったのは、自由はただ待っていて手に入るものではなく、自分に力をつけることで初めて近づいていくものだ、ということです。橋田さんは、責任範囲を広げることや、マネージャーになることを、単なる肩書きではなく、「自分の人生を自分で決められる状態に近づくこと」として捉えていました。
その視点は、とても新鮮でした。リーダーになることに気が進まない、責任が増えるのが怖い、今のままで十分ではないか。そんな気持ちは、多くの人が一度は抱くものだと思います。でも橋田さんのお話を伺うと、責任を持つことは自由を失うことではなく、むしろ自分の選択肢を広げることなのだと感じさせられます。
また、ロールモデルを一人の完成形として追うのではなく、「この人のこういうところに心惹かれる」というパーツの積み重ねで自分の軸をつくってきた、というお話も印象に残りました。自分の価値観がまだ言葉になっていない人にとっても、大きなヒントになる考え方だと思います。
思い通りにいかなかった経験や、遠回りに見えた時期も、後から振り返ればすべて今につながっている。そう言えるのは、その時々で「自分はどうありたいか」に向き合ってきたからこそなのかもしれません。キャリアに迷っている方にも、自分らしい働き方を見つけたい方にも、ぜひ聴いていただきたいエピソードです。
【ゲストプロフィール】橋田光早絵さん
https://www.linkedin.com/in/misae-hashida-10b6a4/